2009.11.26 (Thu)
くそぉぉお
英語さようなら~~~~
1問、1点~2点って・・・・・・
どんだけ問題出すんだよ。。
しかもさ、誰だカーテン全開にしてった奴はっ!!
日射病になりそうな中、くらくら&ぼやぁ~ってな頭で出来るかぁ;;
おまけに先生タバコ臭くて、
「カーテン閉めて下さい。」が言えなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・
家に帰って来たら日本語大丈夫ですか~の世界w
ママs 「それってリンゼンさんやんwwwww」←(リンゼイさん。
りと 「リンゼン?・・・・ジャクショウさんの仲間?」
ママs 「何で、ジャクソンなんやてwwww」
意味不明な会話多過ぎて勉強やる気モードに入りましたw
いってきま~すw
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2009.11.16 (Mon)
尊敬します。
尊敬するのは親友のYちゃん。
ココでも何回か出てきてる陸上やってる子ですw
高校は愛知県に行っちゃったから今度は愛知代表で!
出ますよーw テレビにww
京都マラソンw かっこいい・・・・ 3回目だよw
応援しに行こうか・・・・・ 考え中。
ミズノからレース用&練習用のシューズ送られてきて喜んでたのに
2日後 「履きにくいwwwwwwwww」ってww 贅沢なw
2人で初詣行くの計画中なんで行ったらまた写真載せますねんw
多分無理だろーけどwww
だってだって・・・・身長160㎝以上・・・体重38㌔だよ・・・・
隣に写る僕が酷過ぎて見れたもんじゃ無いだろーからw
とか言いながらママsの友達に
駄菓子をケースで買ってこいと言ってるのも僕。。
駄菓子と引き換えにママsを1日貸してあげるww
2009.11.11 (Wed)
よっ
女の子に暴力振るうから嫌いって言ってたN君。
N君にも弱みがwwwwwww
握ったからにはもう・・・・
僕にいつもお辞儀をしてくれますw
N君の弱い所・・・・ 苦手なのは・・・・・・
エロ話なのですぅ~~~ だははwwwwwww
普通の話でも見る度ピクピクして顔が赤いwwwwwww
って、そんなんどーでもいいんだけど
家庭科の時間は・・・・・皆寝てます。
起きてるのは10人も居ませんww
殆ど先生と僕の授業だね・・・・・・
で、今日もいつものように先生と話してたら
いきなりMちゃんがw 「はーあ~!」って大きな声で寝言wwww
ウケたwwww しかも声がエロいんだってwwwwwwww
この声聞けたのは起きてた5人くらいかな?
久々に爆笑したww それだけですよw
2009.11.07 (Sat)
ん?
起きたら学校行く時間過ぎてました。
土曜講座サボリwww
昨日は色んな人間?見る事が出来たよ。(チャットでねw
めっちゃ上から目線なんだけど、
こんなアホな大学生&社会人が居るんやなーって・・・・
人それぞれ考え方違うけど、都合悪くなるとキレるし逃げるw
向こうはいっつも恋愛関係でもめます。
社会人の人には、勝手にしとけ。ってのを言って、
大学生の女の人には、部屋に来るな。って事を僕が言いましたとさ。
この場合社会人同士の争いになるより、アホな僕が言った方が
他の人の為に良いと思ったからで・・・・・・・・
なのに・・・・・ なのに・・・・・・・
「また明日からよろしくねっ!」って・・・・・・・・・・・
神経おかしい。。。。
あれだね・・・ 社会人はお金あるからすぐに会ったりする。
だから問題多過ぎるんだよwww
チャベリのいつもの部屋の人達は中学生~ なのに、
大人やなーって思ったw つか、常識あるなーって。
あんなに人数居てもめっちゃ仲良しだもんww
チャットなんてバーチャルや!! って言ってる人に限って
チャットでも嫌われてたりする・・・・ それか、どっぷりハマってるか。
気のせい?
2009.11.05 (Thu)
no.7
週が明けて7月15日水曜日、いよいよ小野寺の誕生日となった。俺は再確認するように沢野に聞いてみた。
「で、やっぱ手作りするの?」
「いや、やめた。」
え?俺は思いがけない返答に驚いた。すかさず聞き返す。
「何買ったの?」
「車で言うなら、ベンツのAクラスかBクラスみたいなもの。」
「よく分からないけど、俺にとってベンツのAクラスとBクラスは半端な印象しかないぞ。」
「まあとにかく、そんな感じのものだよ。」
そう言うと、沢野は細長い箱を取り出して見せた。ネックレス?
「とにかく、これが何なのか後でちゃんと教えてくれよな。」
「分かってるって。」
どうして手作りお菓子をやめたのかは分からないが、こいつのことだから無駄に高いものを買った予感がした。
俺はこの日、もしかしたらプレゼントを渡す瞬間が見られるかもしれないと期待したが、結局見ることはできなかった。きっと部活で渡したのだろう。そして7月16日になった。
登校してみると、沢野はいつものように1人でケータイをいじっている。心なしか表情が暗い。嫌な予感がしたが、思い切って声をかけてみた。
「おはようさん。結局、何あげたんだよ?」
「万年筆だよ。」
「万年筆・・・だと?」
これは驚いた。高校1年生に万年筆・・・それも3年生から。小野寺ははっきり言って腐女子だし、ラノベを読むことはあっても書くような奴じゃない。俺には万年筆を使う小野寺が想像できなかった。
「それで・・・万年筆はいくらした?」
「4200円で、ドイツ製。」
ドイツ製・・・ベンツとはそういう意味だったらしい。それにしても4200円とは頑張ったものだ。俺が矢橋さんに買ったプレゼントですら892円におさえたのに。
「んな高いもの、どこで買ったんだよ?」
「名古屋で買ってきた。」
ということは、東海道線の往復運賃1480円を含めて出費は5680円ということになる。
「なあ、小野寺ってそんなに金をつぎ込む価値のある女か?」
俺はストレートに聞いてしまったが、相手は彼氏のいる女だ。倦怠期でもなさそうだし、どう考えても沢野が入り込む隙はない・・・などと思っていると、沢野はぽつりと言った。
「いいんやて・・・もう終わったから。」
「どういうことだ?」
「もうこれ以上聞かんといてくれ。終わったんやて。」
とりあえず沢野の願いを尊重することにしたが、その後彼はこの話題を避けるようになった。結末がよく分からないが、とにかく沢野の片思いはこれをもって終わってしまったようだ。
外野が分析するのは失礼かもしれないが、やはり「4200円のドイツ製の万年筆」がまずかったのだろうか。正直、これならまだ手作りお菓子のほうがよかったかもしれないとも思う。もちろん、こんなことを言ったら沢野に殴られるだろうけど。
なお、どうやら16日朝の会話を聞いていた奴がいたらしく、可哀想なことに沢野が万年筆ネタでイジられる展開になってしまった。クラスメートの井川(男のほう)の誕生日が近づいたときなど、「じゃあ万年筆をプレゼントしよう。」という流れになったほどだ(もちろん本気でそれを贈ろうという話ではない)。
そして沢野は、ワックスなしでも立つぐらいに髪の毛をばっさり切った。それは事情を知る者にとってはとても痛々しく見えた。
沢野が髪を切ってきた日の夕方、俺は湘子と久々に東海道線沿いの空き地に行ってみた。なんとなく湘子と一緒にたそがれてみたい気分だった。
「恋って悲しいな。」
「でも思いが届いたときの嬉しさのほうが大きいじゃん。人はそれを求めて恋をするものだと思うよ。」
「それもそうだな。」
こうして恋人と一緒にいながら願われても嬉しくないかもしれないが、俺は沢野に早く幸せが訪れることを願った。
ちょwwwwwwwwww
僕・・・貢がして終わりかよwwwwwwwwwwwwwww
最後は嘘ですね。
先輩があんまりお喋りだから、やっと兄がキレたんだw(遅いww
んで、喧嘩して・・・・・・・
その後の事知らないから書けてないwwwww
2009.11.05 (Thu)
no.6
小野寺が沢野を散々弄んであっさり捨てるのを見てみたい気もするが、そうなると俺がクラスで一日中沢野の面倒を見る羽目になるので諦めよう。
そもそも彼らは付き合っていないわけだし、まだ来月には小野寺の誕生日が控えている。もうしばらく、彼らは我々に話題を提供してくれるだろう。いや、提供してほしい。
なぜなら俺は、この話を書くことで振り回されたストレスを解消しているのだから。
第22話
この前、俺のクラスメート・沢野竜一の片思いの恋の話を書いた。今回はその続きの話をしたい。あの時は沢野の誕生日の前後の話だったが、今回は恋のお相手・小野寺沙希の誕生日の話だ。
沢野が小野寺から手作りお菓子のプレゼントをもらった数日後、俺が図書館に行くと、司書の稲川さんが俺に声をかけてきた。
「どうかしたんですか?」
「いや、沢野君がお菓子の本読んでるから、何か事情知ってるかなと思って・・・。」
それは初耳だ。あの沢野がお菓子のレシピ本を読んでいるとは、まさか小野寺に手作りのお菓子でも作ろうとしているのではないだろうか。俺は沢野に声をかけた。
「どうした、急にパティシエでも目指す気になったか?」
「そんなんじゃねえよ。今度、7月に沙希の誕生日がくるんだ。そこで、手作り返ししようかなって。」
「えー、マジかよ。」
予想が的中した。これはまずい。この世の中、付き合っているわけではない男が手作りお菓子をあげると、女は一種の告白と受け止めるらしい。小野寺に彼氏がいることは分かっているはずだから、こいつは賭けに出たということだ。
沢野の誕生日の一件のその後が気になる人たちが何人かいたため、俺はそれぞれに今回判明した事実を話した。いい加減口が軽いのは分かっているのだが、最初に話してしまった事が今は悔やまれる。
「沢様・・・可哀想に。」
最近沢野のことを「沢様」と呼んでいる垣本さん。その先に待ち構える展開を見通したようで、ただただ沢野に同情するだけだった。ちなみに、沢野が壊れた場合、「沢様」ではなく「ざわわ」と呼ぶそうだ。正直よく分からないけど。
「なんか、すごいことになってきたね。何作るんか気になる。」
とは、本邦初登場のクラスメート、アーチェリー部の田宮さんの談。世界史と数学の時間に席が前後になるため、よく喋っている(もちろん授業中に喋っちゃいけないのは分かっているが)。
「なんか面倒なことになったなあ。もうほっとかない?」
湘子は呆れたように言ったが、これが本心ではないことを俺はわかっていた。
「けど、こうなったらあいつが何を作るか気にならないか?」
「それはそうだけど・・・。」
ね、俺の言うとおりでしょ?ということで、俺達は引き続き沢野の動きを追いかけることにした。
俺達の観察を知ってか知らずか、小野寺の誕生日が1週間後に迫っても、まだ沢野は何を作るか迷っていた。この間に俺は何を作ったのか事後報告するよう約束させていたが、本当の教えてくれるかは未知数だった。
そんな頃、俺はある人から貴重な教えを乞うた。
「男の子の手作りお菓子は、引かれるよ。」
ある人とは、1年前に生徒会で一緒に活動した元図書委員長、白河清美先輩だ。大曽根の短大に進学した先輩とたまたま大垣駅前で出会って話をしているうちに沢野の話になり、一通りこちらが話し終わったところで先輩が言ったのが上の言葉だ。
「やっぱそういうもんですか。」
「そらそうやて。まあ、話を聞く限り沢野君は何を言っても手作りしそうやけどね。」
「たぶん、そうでしょうね。」
俺は後日、沢野にこのことを伝えた。すると沢野は「ま、そう考える人もおるて。」とだけ言った。だめだこいつ、早くなんとかしないと・・・しかし、もはや自爆でもしなければこいつは止まらないだろうと思った。
手作りお菓子が欲しいって言ったの僕ですww
何故なら兄が得意って言ってたから。
だから僕も手作りにしたんだよ・・・・・ バカ!バカ!
先輩の口の軽さのが問題でしょ・・・・・
短大生の先輩・・・・ 後日部活に遊びに来てた^^;
僕を見に来たんですね・・・・・・・・・・・・・・orz
渡されたお菓子に飛びついて「わーいwwわーいww」
とか言いながら飛んでた自分が恥ずかしい;;
2009.11.05 (Thu)
no.5
そんな感じで、放課後を迎えた。沢野は奥のほうの席でケータイをいじり、稲川さんはカウンターに座り、垣本さんはその正面の席に陣取り、矢野は新聞を読むふりをし、俺と湘子はパソコンを操作し、小野寺の到着を待つ。
そして小野寺がやってきた。湘子が稲川さんにサインを送る。サインはリレーされ、垣本さんと矢野にも伝わった。沢野は俺が受け取ることを知らない上に遠くでケータイをいじっているため、それに気づかない。
「平沼先輩。遅くなりましたけど誕生日おめでとうございます。」
入室するなり、小野寺は袋と1枚の便箋を俺に渡した。中身はナッツが3枚乗せられたパンケーキ。焼き色を見る限り、出来上がりは悪くなさそうだ。
「ん、ありがとう。」
俺が形式的に返答すると、彼女は部屋の奥へと進み、沢野のところへ向かった。俺たちは歴史的瞬間を見るがごとく、その様子を見守っていた。
沢野に渡し終えた彼女は、そのまま奥の本棚で本を探し始めた。沢野はプレゼントをかばん置き場に置くため立ち上がる。俺たちは何気ないそぶりに戻った。
やがて沢野が戻ってきた。カウンター前にいる俺と湘子の後ろを通り過ぎる。俺たちは背を向けていたが、稲川さんがその横顔を見ていた。垣本さんと矢野もカウンターに来ると、稲川さんは一言だけ言った。
「顔はいつものように真面目だったけど、口元だけ笑ってたよ。」
図書館が閉まった後、俺たちは嬉々とした顔で帰っていく沢野を見送った。
週が明けた月曜日の朝、俺と湘子は廊下の窓から登校中の小野寺を探す沢野と出会った。
「おい、何もらったんだよ。」
「教えん。」
教えられなくても知っているから面白い。湘子が質問した。
「ねえ、もし沙希ちゃんが同じ物を他の人にあげたら、怒る?」
「うん、怒る。」
これを聞いた湘子は、どうする?という顔を俺に向けた。俺は腹をくくった。朝から喧嘩の1つぐらいするのも悪くはない。ちらっと湘子の顔を見て、俺は言った。
「じゃあ怒れ。俺を殴れ。さあ。」
「え?もらったの?」
「1週間遅れのプレゼントとしてね。」
「うそお・・・マジかよ。」
沢野に怒る気力はなさそうだ。廊下に座り込んでしまっている。
「けどお前が怒る筋合いはないぜ?そもそもお前を特別扱いしていたわけじゃないし。」
「そりゃ、そうだけど・・・。」
まだ納得できない顔の沢野だったが、俺は話題を少しだけ変えてみることにした。結果的には、変えないほうがよかったのだけれども・・・。
「まあ、手紙にハートマークの1つぐらいは書いてあったんだろ?俺は当然なかったけど。」
「手紙!?お前手紙ももらったのかよ!」
「え、なかったのか?」
これはやらかした。完全に読めてなかった。沢野の怒りを抑えるどころか、かえって火に油を注いでしまった。こうなると歯止めがかからない。沢野は一方的にまくし立てる。
「なんでお前が手紙つきで、俺が現物のみなんだよ!なあ、何でだよ!」
「落ち着いて沢野君。沢野君には2日早かったけど、和希には1週間遅いプレゼントだったんだよ?だから手紙は遅くなったお詫びだよ。悪く考えすぎだって。」
こういったフォローのうまさは湘子の得意技だ。
「まあ、そうだよな・・・。」
しかし1発で納得してしまう沢野はちょっとおかしい。やはりいろんな意味で、いつもの沢野ではないことを再確認させられた。
その後特にイベントは起こらず、図書館では沢野と小野寺が喋っている光景がよく見られる。 7月中旬の小野寺の誕生日に向けて、沢野は何を作るか真剣に検討しているようだ。
2回に渡って書くことになってしまったが、この2回でおよそ3週間弱の時間が経過している。長いと思われるかもしれないが、好きだと気づき、告白し、断られ、だけどその子から手作りのお菓子をもらったという出来事の数を考えると、短いと感じるだろう。
それにしても、小野寺という女は恐ろしい。年上好きだった男をあっさり虜にして、その男を通じていろんな人々を振り回した。なんともご迷惑な話だが、そこまで出来てしまう技術に恐怖を感じたのだ。
はぁ・・・・・
先輩の妄想彼女の役の人は一体誰なんだろか・・・・
先輩が書くの知ってて兄は何で了解したんだろ?
嫌がらせかww
2009.11.05 (Thu)
no.4
「皆さん、誕生日はいつですか?」
俺を含めて5人に一括送信されたメール。俺はとっさに沢野の言葉を思い出した。
『俺の誕生日、沙希が手作りのお菓子作ってくれるって。』
まさか。すでに過ぎてしまった誕生日を送ると、また彼女からメールが。「もう終わりましたか・・・じゃあ、明日の放課後図書館に来てください!」
えらいことになった。沢野の嬉々とした顔が浮かぶ。ああ、可哀想に・・・俺は初めて、沢野にそんな感情を抱いた。彼女に沢野を傷つける意図はなかろう。だからこそ、沢野が哀れだった。
俺は湘子へメールを送り、事の展開を伝えた。
「沢野君はあくまでプレゼント第一号に過ぎないのかな?」
「そうかもしれない。しかし沢野も哀れよのう。」
「沢野君は完璧に手のひらの上で踊らされてるよ。ところで、もらったら沢野君に言うでしょ?」
「聞かれるまでもなくそうするつもりだよ。その方が面白くない?」
「面白くなるよね。」
「お前も悪い奴だな。」
「副会長様ほどでは・・・(^^;)」
哀れだとか思いながら、俺は彼を突き落とそうとしている。沢野と小野寺がどうなってほしいのか、もはや俺自身の思いが分からなくなっていた。ああ、なんで俺はこんなことに苦悶しないといけないのだ。
沢野のことは好きじゃないが、喧嘩もしたくない。俺が小野寺の手作りお菓子をもらったことを知れば、沢野は俺に怒るだろう。俺が怒られるのは理不尽だが、大いにあり得る展開だ。
小野寺に踊らされているのは沢野だけじゃない。そんな気がしてきた。俺も湘子も、稲川さんも矢野も、写真部長としての藤野も、小野寺の動き次第で自らの行動を調整している。何やら腹立たしい。女にいいように扱われるのも嫌だが、何より年下であることが大きな理由だった。
翌日、俺もお菓子を受け取るという話が関係各所(?)に伝わった。矢野を除いて、「え、『沢野君だけ特別に』じゃなかったの?」という異口同音のリアクションが返ってきた。矢野だけ驚かなかったのには理由がある。
「だって沙希ちゃん、彼氏おるし。」
「な、何だって!?」
沢野はフラれた時に聞かされたらしいが、俺たちは初耳だ。しかも最近はほとんどメールしていないらしい、というのが沢野の説明だった。
沢野はそれを根拠に、小野寺と彼氏は近々別れるだろうと自信ありげに言った。
俺が湘子に沢野の話を伝えると、湘子は憤慨しながら言った。
「ちょっと根拠が弱すぎるなあ。それに、彼氏を放置して手作りのお菓子をばら撒くってどうなの?」
「ばら撒くってのは言いすぎだけど、確かに彼氏が可哀想だね。」
「彼女は倫理観がないわよ。同じ女として許せない。」
湘子にここまで言わせるあたり、やはり小野寺はただ者じゃない。俺は恐ろしくなった。
はいはい・・・・ 許してくれなくて結構です。
つか・・・彼氏?
僕は先輩の頭の中が恐ろしいっす。。
断わった理由は僕と兄しか知らんわっ!wwww
兄wwwww 友達なのに好きじゃないとか言われてるしwwwwwww
2009.11.05 (Thu)
no.3
「ねえ平沼君、沢野君と小野寺さんって、付き合ってるの?」
そう聞いてきたのは、わが校の図書館司書、稲川清美さん。思いがけない人から沢野達の話題が出てきたので、俺は驚いた。
「稲川さん、どこでその話を?」
「先週ね、帰ろうと思ったら正門に2人がいてね。『もしかして2人、付き合ってるの?』って聞いたら全力で否定されちゃってさ。沢野君は顔赤くしてたけど。」
なんとタイミングの悪い話だろう。おそらく沢野が告白する直前の話だ。俺はあわてて事情を説明し、あまり沢野を刺激しないようにお願いした。
「そうやったの・・・悪いことしちゃったね。」
稲川さんには納得してもらった。まずは一安心・・・と思ったら
「え、沢様がどうかしたの?」
と、ここで前の図書委員長・垣本清香さんが首を突っ込んできた。どうやら俺が稲川さんに説明しているのを聞いていたようだ。
「話が広がっていくなあ・・・。」
こうして俺は、稲川さんや垣本さん、後ろの席の深見さん、そして湘子などに沢野と小野寺の最新情報を伝える立場になってしまった。沢野がべらべらと喋ってくれるので難しい仕事ではない。しかし、これで俺は最も沢野に近い位置の関係者となってしまった。
そして沢野の誕生日が迫った5月28日、事態はさらに予想外の方向へ展開した。
俺は小野寺と初めて対面した折、彼女にお願いされてメアドを交換した。今思えばやめておくべきだった気もするが、まあ後から言っても仕方のないことだ。
そういう事情により、小野寺から俺にメールが来ても、なんら不自然なことではない。ただ、5月28日の夜に彼女から届いたメールは、俺に何かを予感させるものがあった。
ちょい待てwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アドのお願いなんてしてないぞwwwwwwwwwwwwww
しかも初対面でアド交換とかありえんだろwwwwwwwww
嫌過ぎるwwwwwwwwwwww
やっぱ皆に話広めたのあなただったんですか;;
空想も入ってるとはいえ・・・・・・
ムカムカムカ・・・・・・・・・・・・
2009.11.05 (Thu)
no.2
翌朝の教室。俺は沢野が嬉々とした表情で話しかけてくるのを待っていた。しかし、朝のショートHRが終わった後、沢野は悔しそうな顔をして現れた。
「おい、今夜一杯付き合え!」
いきなり乱暴に言い放つ沢野。周囲の視線が痛い。あれ、ということは?
「断られたの!?」
思わず声が大きくなってしまう。おそらく周囲の者は事情を理解したはずだ。ある意味、それが狙いで大きな声を発したのだが。
「ああ断られたよ。どうすりゃいいんだよ。」
だから俺に聞くなよ。そう言いたいのこらえつつ、しかし俺はまたも冷たく言った。
「ま、今日の部活はちゃんと行くんだな。今日行けなかったらお前はもう二度と行けない。」
「そうだな・・・。」
あっさりと席に戻った沢野。しかし1年生の体育の時間になると、移動する小野寺の姿を見ようと窓際へ向かう。諦めきれないというより、かえって好きになってしまった雰囲気である。
俺の後ろの席の深見さんは、「今夜一杯~」の様子を間近で見ていた。彼女は窓際の沢野を見て、俺に言った。
「なんか、気持ち悪いね。」
「たぶん本人もそうだと分かってるよ。でもどうしようもないんだろう。」
傷はいつか癒えるさ・・・俺は時の力を信じた。ところがその傷は、あまりにも早く癒える時が来たのだ。
週明け月曜日、今度こそ沢野が嬉々とした表情で登校してきた。回復したにしては早すぎるが、いったい何があったのか。
「俺の誕生日に、沙希が手作りのお菓子作ってくれるって。」
「は!?」
先日フッたばかりの相手の誕生日に手作りお菓子のプレゼントなんて、信じられない。どうやらこの小野寺という女、ただ者ではなさそうだ。沢野に年上好きの看板を降ろさせるだけのことはある。
「なあ、手作りのお菓子をもらったら、手作りのお菓子でお返ししないといけないよな?」
「え?」
駄目だこいつ、早くなんとかしないと・・・。「沙希」と名前呼びするなど、完全に小野寺の虜になっている。腕に自信はあるというが、男なら無理に手作りでお返ししなくてもいいはずなのに。
「何それ、沢野君完全に弄ばれてるじゃん。」
事情を説明すると、湘子は呆れた口調で言った。確かに、これならフラれた傷が癒えるどころか、かえってハッピーな気分になれるというもの。えらく小ヂエの働く女だ。
「私、あの子を初めて見た時、小悪魔っぽくて嫌だなあと思ったよ。」
「小悪魔ねえ・・・。」
小野寺と初めて相対したとき、俺は寒気を感じた。それは小悪魔ゆえに発せられる何かに呼応したのかもしれない。
しかし事態は、俺を巻き込んでさらにややこしくなっていくのだった。
酷過ぎるwwwwwwwwwwwwwww
見ただけで嫌とか言うなよwwwwwwwwwwww
つか、寒気ってなんですかwwwwwwwwwww
兄喋りすぎだろwwwwwww
2009.11.04 (Wed)
no.1
第10話
今回の主役は新1年生の小野寺沙希、そして3年生の沢野竜一である。
小野寺は○○市内の中学校から第二高校に進学してきた。進学後は○○市内に住む親戚の家から通学し、週末だけ○○市の家に帰っているらしい。遠方からの通学者はよくやる手法らしい。これも下宿の一種と言えよう。
沢野は○○市内の南端に住んでいる。なんでも足軽の末裔の本家筋だそうだ。大のコーヒー好きで、毎朝必ずコーヒーを飲んで家を出るという。趣味の範囲はモータースポーツ、そして「東方」とかいうPCゲーム。絵のタッチからよくアニメと間違われるとか言っている。
2人が出会ったのは4月、小野寺が写真部に入部したことによる。小野寺は腐女子を自称し、写真部その他で同好の士を見つけてそっち方面の話題に興じていた。沢野は「東方」の布教活動を目論んでいて、その一環で小野寺に声をかけたらしい。
2人は、そんな感じで部活の仲間として交流を始めた。
それからおよそ1ヵ月後のある日、俺は教室で沢野に相談を持ちかけられた。なお、前にチラッと書いたが、俺は今年沢野と同じクラスになっている。
「小野寺って、脈あるかな。」
俺は驚いた。沢野はそれまで年上好きを自称していた。いったい小野寺の何が彼を変えたのか。
「好き、なのか?」
「ああ。」
と言っても、俺はこいつと部活が違うし、相手もこいつと同じ部活。俺に相談するより、部の仲間に・・・と思ったが、あいにく写真部に恋愛経験者はいなかった。
「とはいえ、俺は力になれないよ。部の連中は知ってるのか?」
「矢野には相談した。『じゃあコクっちゃえ。』て言われた。」
ここで名前が出た矢野縁というのは、俺の小学校時代からの後輩の女子だ。そういう縁により、写真部の中では特に俺と親交が深い部員である。
「で、言っちゃうの?」
「いつ言おうかなあ。」
「まあ好きにやってくれ。俺には関係ないことだ。」
これは写真部の内輪の話だ。矢野との個人的なつながりは別として、写真部に深く首を突っ込みたくはない。常々そう思っている俺は、この件との関わりをここで断ち切ろうとした。
しかし、俺の意思とは裏腹に、俺はこの件に深く引きずり込まれようとしていた。
俺が沢野をあえて突き放したわずか3日後、事態が急展開した。「矢野が背中を押してくれた」という沢野が、小野寺への告白を決行したのだ。ちょうどその日、俺と湘子は校門前で沢野と小野寺が喋っているのを見た。それは明るいお喋りではなく、何か緊迫した雰囲気を漂わせていた。
「ねえ、今の2人って。」
「間違いない。明日の朝はシャンパン持って登校するか。」
「ノンアルコールビールにしときなよ。」
そう言って、俺たちは告白が成功することを考えていた。沢野がお嬢様に告白したなら失敗を願うが、今回はうまくいってもオタクと腐女子。クラスで散々ネタにしてやれるのだから、むしろ成功したほうが面白いのだ。
だが、本当の急展開はこれからだった。
つ・・・・・ お嬢様じゃ無くて悪かったなぁwwwwwwwwwww
オタと腐女子と敵に回すと怖いんだからねっ!w
2009.11.04 (Wed)
死にたい。
くらいに恥ずかしい。。。。
前に言ってた先輩の小説を見せてもらった。
つか、同じFC2でブログに書いてたなんて・・・・・・orz
先輩は面白おかしく少し変えて書いたって言ってるんだけど、
ムカつくやら・・・兄が可哀想やらで。。。。
最近何にも記事が無いので、そのムカつく小説を載せます。
まず、 兄の紹介
沢野竜一(さわの りゅういち)
3年生・男
自動車と「東方(PCゲーム)」が好きな男子生徒。部活は写真部。
年上好きを自称していたが、新入部員の1年生・小野寺に振り回されることに。
そして僕。
小野寺沙希(おのでら さき)
1年生・女
○○から通学している、自称腐女子の1年生。部活は写真部。
湘子に「少し小悪魔っぽい」と警戒され、事実(?)、沢野を虜にしてしまう。
この時点で酷い・・・・・・・・・・・・・・・・
○○←の所は前の住所バンバンです!! ムッ!
因みに湘子って言うのは先輩の妄想の彼女です。
はぁ・・・・・・ 続きはのちほど・・・・・
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